リタイア後の節税戦略

以前、住民税非課税はどこまで稼いでいいか検討した結果、247万円と試算しました。

yamaneko2018.hatenablog.com

この枠をどう有効利用するかという話になります。

特定口座源泉ありにするとこの無税枠が活用できません。

●戦略1 配当を特定口座から外す

現在NISAでの配当金非課税を活用するために配当金比例配分としています。

この状態では、特定口座の譲渡益と配当の申告がセットになり自由度が下がります。

なので、配当金の比例配分をやめて銀行口座受け取る一括振込方式に変更します。

NISAでの配当金非課税が利用できませんが、リタイア後に配当金総合課税で無税なので変わりません。(国保には影響しますので、本当はもったいないです)

この辺りも検討したので、現在は個別株をNISAで持つのはやめてNISAは配当金のないファンドで積み立てています。

247万円を4%の配当で受取るとすると、投資額は、

 247万円÷4%=6175万円

配当金FIREした人でないと無理ですね。

 一応配当120万円目標としていますので、ここで120万円使ったとします。

●戦略2 特定口座源泉ありとして口座を複数に分ける

外国株全部決済など個別株はかなり整理しており、いまは3銘柄しか保持していません。

銘柄毎に専用口座を利用することで、利便性はそんなに変わらず、申告額を調整できるのではないでしょうか。

昨年のように1000万円稼ぐと、どの口座も127万円超えてるとかもありそうですが。

問題は譲渡損益がマイナスになったときでしょうか。

他の控除はともかく、iDecoで作った控除枠が使えないのは痛いです。(iDecoは課税の繰り延べのため、控除されないと受取時の課税のされ損)

 

いまのところ、思いつくのはこんなところです。

休職に入ったら、この辺りの手続きを忘れないようにしたいと思います。