商品特性をわかってないのに買うのはどうかと思う

爆損ブログさんから考察ネタとして無断拝借

> TECLは年初来-65%ぐらいになっています。
> と、いいつつ、参考指数の、
> ハイテクETFのXLKは年初来-24%ほど。
> 案外減価の割には参考指数の
> 三倍ほどは下がってないんですね。
「レバ3倍で指数の3倍落ちてないから、指数が戻ったら3倍で爆益やん」という感想なんでしょうが、そんな訳はありません。

具体的に計算してみましょう。

年初を100として5ずつ5回ダウンしたとします。

1回目

指数:評価額95

レバ:評価額285(証拠金85)→評価額修正255

2回目

指数:評価額90

レバ:評価額242(証拠金72)→評価額修正216

3回目

指数:評価額85

レバ:評価額204(証拠金60)→評価額修正180

4回目

指数:評価額80

レバ:評価額169(証拠金49)→評価額修正147

5回目

指数:評価額75

レバ:評価額138(証拠金40)→評価額修正120

シミュレーション結果

指数:マイナス25%に対して、3倍レバ:マイナス60%

指数がリアルより落ちてるのに、シミュレーションの3倍レバはリアルより落ちていません。つまり、リアルは「想定以上に落ちている」という感想が正しいんですよ。

結論はわかっていると思いますが、指数が1回で戻った時にどうなるか。

5回目から戻したとき

指数:評価額100

レバ:評価額160(証拠金80)

現時点では爆益を夢見るのではなく、「指数が戻ったとしても20%以上減価している」という現実を見るべきでしょう。