究極ライフスタイル?

retire2kさんが紹介していた記事

nikkan-spa.jp

をやまねこなりに考察してみようと思います。

この記事の注目点

・36歳まで貯金なし、ローンをボーナスで返済する生活

・38歳で失業、40歳で再就職

・40代前半で1000万円のマンションを完済

・60歳で1億円の貯蓄が目標

・80歳まで生きれば十分

・切り詰めた家計簿

 

年収はいくらなのか?

手取り月収35万円の年収はいくらなのか?

キャリアオタクさんのサイトから引用します。

手取り35万・額面46.5万の実態!額面年収・貯金・仕事に家賃・生活費内訳も | キャリアオタク

・ボーナスあり:656万円

・ボーナスなし:558万円

50歳という年齢であれば水準のようですが、2年の空白期間があったことを考えれば高給取りといえるのではないでしょうか?

 

マンションを40代前半で完済?

住宅ローン減税のメリットを享受するために10年間利子だけ払って、その後一括返済がいいと思うのですが。この方の金融リテラシーが低いということを記者さんが暗に示しているのでしょうか。

 

60歳で1億円の貯金ができるのか?

10年がかりで3000万円の貯蓄+1000万円のマンションであれば10年で4000万円の貯蓄ペースが可能ということかと思います。

現在3000万円+10年貯蓄4000万円=7000万円

で3000万円不足します。60歳で1億円の達成は非常に厳しいのではないでしょうか?

投資の2.5万円も含めて32.5万円を貯蓄と考えても10年で3900万円なのでそういうことかと。

 

80歳までにかかる生活費は?

この方は月2万5千円で生活しているので、年間30万円のローコスト生活です。

30年間の生活費としても900万円にしかなりません。60歳で1億円貯める意味がわかりませんね。

65歳からの老齢基礎年金だけでも余裕をもって生活できるでしょう。実際には厚生年金もあるので65歳までに貯蓄を使いつくしても安心です。あと15年なのでハイパーインフレリスクも限定されているでしょう。(外貨、外国株に退避しておいてもいいが)

いまある3000万円だけでも15年であれば、年200万円つかえます。この方は今すぐにでも退職願をだすべきでしょう。

 

この家計簿って現実的?

・家賃0円

管理費(自主管理か?)、修繕積立費はどうなってるのか。

固定資産税も月割りで計上した方が賃貸との比較でフェアですよね。

・食費20000円

1食あたり222円。セミリタイアで自炊してる人なら可能な数字だと思います。

働いていると困難を極めます。昼食、遅くなった時の夕食などこのレベルの給料(年収650万円)をもらってこの食費を実現してる方いたらどうやってるか教えてください。

水道光熱費4000円

我らがアイドルよよよさんを超えるレベル。

家計(2019.4) - 29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ

水道光熱費5100円(水道代2500円(固定)、電気代2600円、ガスは契約していません)

これはさすがに無理では。

・通信費0円

やまねこが調べた限りでは東海ホールディングスの株主優待ではないかと予想しています。ただしこれは株主1人につき1年間1回限定(そりゃそーだ)の優待なのでこれだとすると家計簿に書くのは間違ってますね。1年限定と考えると費用としては通常の値段を計上して株主優待を収入とするのが適当かと。

 

まとめ

この手の記事はセミリタイアしてる人に監修してもらった方がいいんじゃないですかね。